水俣:2016/11/25:技能編:写真はいかさま師(1)―合成写真
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私は写真を撮る上で、本日まで、写真の合成はいかさま的な感覚に支配されていた。
しかし、多重露出(写真の二度写し。昔の全手動のフィルムカメラならば撮った後フィルムを巻き戻し、そのフィルムの上に再度合成して写す)ならば良いであろうと考え、多重露出は私の得意技であった。
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しかし、多重露出はシミュレーションで写すため、難易度が低くはない。
だが、それに固執した。
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しかし、考えてみれば多重露出も合成である。何よりも、作品は、プリントならば最後のプリントが全てである。そこで、割り切り、鳥を入れて合成してみた。
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私の印鑑と写真の合成など、合成の技術は持っているが、先の理由・詐欺師的感覚から、過去していなかった写真合成を今回実験する。写真の合成は今回初めてである。
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題材は水俣の海に小さな鳥を一羽から数羽入れるである。
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(1)明水園付近から湯の児温泉方面を撮る。
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【合成写真】
(写真―①)
【合成前の写真】
(写真―②)
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(2)水俣病資料館の芝生を降りた所から海と島を写す
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【合成写真】
(写真―③)
(写真―④)
今度は鳥を三羽いれてみた。
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【合成前の写真】
(写真―⑤)
(写真―⑥)
【合成前の写真】
(写真―⑦)
(写真―⑧)
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【合成前の写真】
(写真―⑨)
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《以下は、合成ではなく、実際に撮ったストレート写真》
(写真―⑩)
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(写真―⑪)
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★水俣に関しては、本年前半中に「写真物語館・水俣」を立ち上げ予定です。