奈良:2014/12/27:旅に心を求めて№1-2:仏像に愛を見る[東大寺・薬師寺](2)

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№001-02・仏像に愛を見る(2)

 

仏像に愛を見る(その4・審美!)。


「教師と子どもの碑」から仏像。

実は同じテーマだったのです。

さらに、その延長上に、長崎平和祈念像があります。

これについては拙著『旅に心を求めて・不条理編(下)』(安らぎ文庫・Kindle版)で少し触れる予定でおります。

長崎平和祈念像の制作者・北村西望氏についても解説する予定でもいます。

この方のご子息とは恐らく、北村西望記念館でお会いしたのではないかと思っています。

次に最初の写真でわずかにピンぼけの写真を使用しました。なぜか。
それは二つの理由からです。

一つ目は、奈良の大仏は(仏教でいう)宇宙を表現しております。

そこで幻想性を持たすため、敢えてわずかにピンボケの写真を使用しました。


二つ目は、ピンボケには情感があり、私の撮影技法の一つなのです(自称、ピンボケの魔術師)。

ただし、どの程度ぼかすかが難しく、カメラ用語で言えば、ピンボケの(オート抜きの)ブラケットが必要です。

難易なことを抜きに、奈良の大仏の手(写真№12-005-128)と飛鳥大仏の写真(写真№14-039-203)を掲載しますので見てもらえれば分かると想います。

ただし、後者は蝋燭(ろうそく)にピントを合わせていますが。基本は同じです。

12-005-128-DSC_1837

飛鳥大仏

14-039-203_DSC_9430

(写真№14-039-203)


同時に、最後に、ピンボケをしていない奈良の大仏の手の写真も掲載しておきます。

(写真№14-044-132)


仏像に愛を見る(その5・輝く手)

最後に奈良の大仏の手(ピント合致)と最後の一文を掲載します(写真№14-44-132)。

奈良の大仏の手

14-044-132_DSC_9798


★★★以下、である調にて失礼★★★

奈良の大仏の手は、この日、輝いていた。
「教師と子どもの碑」の教師の手も私には輝いて見えた。
この両方の手は同一である。
そして、あなた方のおかあさん・おとうさんの手も同様に輝いているであろう!

この原稿を読んだ後で、そっと見てみるが良い。

平和と安らぎへの道は、社会科学でも、自然科学でも、芸術でも、真のスポーツを通してでも、本当に魂を込めて作られた仏像や彫像を通してでも、どの道を通ってでも同一であると考えている。

From 「The messenger for a great peace of mind(平和と安らぎの伝道者)」

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(写真№14-44-104)

 

 

2017年1月15日 | カテゴリー : 奈良県 | 投稿者 : TAKAMASA HAMADA