●This is America―旅の日程

序文・「アメリカの心」を求めての旅


(2023/05/11)このコーナーは、世界の歌・アメリカにあわせて写真と文書とレイアウトの大幅なやり直しを予定しています。まもなく、順次改訂予定です。妨害がなければ、世界の歌・アメリカ開催と同時進行予定でした。

下記は変更前のものです。また、他ページは改訂が終了するまで閉鎖しています

 

教育方針イメージ

(写真「This is America -2」:浜田隆政撮影:№15-007-053)

★アメリカ旅行全体の記録は浜田隆政公式HPに掲載。下記ボタンをクリック。



 【長いタイトルの全文】

「This is an American. (これがアメリカ人だ)」
「This is America.(これがアメリカだ)」
「These are the Americans.(これがアメリカ国民だ)」
「THIS IS THE AMERICAN .(これがアメリカ人というものなんだ)」

 

【(1)・旅の概況】


 

【(2) 私がアメリカで見つけたもの。―『This is it!!!!』

私がアメリカで見つけたもの。

 それは、私が撮った上の写真である。
 既述の如(ごと)く、謀略にあったかのように、飛行機・バスだけに監禁のアメリカ行きの感があった。おまけに5日間睡眠時間なしに近かった。それ以上にトイレで参った。トイレに関する謀略はどこかで記す。通常のフライトでも長時間の場合には、座席が通路ではない限り、トイレ問題が起こる。だが、見えぬところで謀略があったため、その被害は数倍に達した。
 おまけに、唯一の観光に近かったグランドキャニオンは雪で視界がほとんどなく、何も見えないのに等しかった。ラスベガスは雨であった。さらに、下記資料に記した如く、超過密日程で外出意欲はなかった。
 だが、最後の夜、疲労困憊(こんぱい)にもかかわらず、翌朝午前4時過ぎチェックアウトにもかかわらず、方向音痴にもかかわらず、雨にもかかわらず、ホテルの外を少し歩いてみた。
 人は歩いていなかった。だがシンボルタワーへの行きがけに自転車一台、帰りに一回だけ人が見えた。大慌てで雨の中、シャッターをきった。レンズのフィルターも濡(ぬ)れているし、遠方のためストロボも使えない。シャッター速度は1/30程度で賭けであった。さらに、相手がいついなくなるか不明のため、大慌(おおあわ)てでホールドを構える暇もなかった。4枚だけ写せた。そのときの写真が上の写真である。写真のタイトルは「This is America」である。
 正確に記せば、英語音痴の私の頭に浮かんだのは次の英語であった。
「This is an American. (これがアメリカ人だ)」
「This is America.(これがアメリカだ)」
「These are the Americans.(これがアメリカ人だ)」
「THIS IS THE AMERICAN.(これがアメリカ/アメリカ人というものなんだ)」、であった。
「the American」は複数名詞のため、isは使えない。いや、どうでもよい。抽象名詞にしたんだ、と強行に主張しておく。つまり、これが本来のアメリカ人というものなんだ、と。

 アメリカは多くの戦争を経験してきた。公民権運動前には幾多の差別があった。また、世界で一番優れた国とプロパガンダがなされている。パクス・オブ・アメリカーナという言葉もある。人によればドル帝国という人もいる。
 だが、アメリカの心は、上記なんだ。
 日本の心が「義理・人情」に対して、アメリカの心は「愛」、それも「Family」への愛を中心にしていると、私は解釈していた。それを見た。
 だから、今回の旅のテーマは(正確には)「THIS IS THE AMERICAN」である。

 アメリカを過剰に美化することはしない。だが、私が撮った写真を見ていて、全て武力で解決しなくても、話せば分かることを再度実感した。
 オバマ大統領と私の考えとは全て一致ではない。対立点も多いと思う。しかし、共通点も多い。世界の繁栄。それも将来は世界の全ての人の繁栄を、と。戦争・核から人の命を守ろう、と。
 だが、それには二つの考えがある。人の命を守るためには、Balance of power、核の均衡、恐怖の均衡(balance of terror)など強力な武力が不可欠だという考えと、日本の憲法9条型(絶対平和的生存権)の考え方がある。だが、前提は同じだったはずである。殺し合いをこの世からなくそう、と。その道にたどりつく手段が大きく食い違うことが、歴史のいっときにはある。しかし、だからこそ相手の意見を尊重し、自らの意見を点検し磨(みが)くことができる。同じ意見ならば、議会も、議員も不必要である。

 私は「国際連盟から国際連合へ、国際連合から世界連邦へ」を唱道している。そして、その構想を練ってアメリカにいくはずであったが、……次ページの如くとなってしまった。
 おまけに、超過密日程、乗り物だけの旅、天気は雪と雨、外出の時間はないどころか寝る時間もない。そしていつか記す、隠されたトイレ問題危害……。だが、収穫は幾つかあった。その一つが私が撮った上記の写真である。

 不謹慎なことを記す。ラスベガスはカジノの街である。では、世界の平和を守る第一の手段として「徹底した話しあい」(命を懸けての話合い)に賭けてみたらどうだろうか。私の撮った写真は、それは可能であるし、それは「the road to the Gold」と語っていた。

 ラスベガスの街も言っていた。「世界の平和を築くため、世界の人が手をとりあったならば……」、と。そして、私はこの旅で大きな虹を見た。虹の向こうには何があるのだろうか。

 再度、今回の旅のテーマを記す。
 「This is an American.」(これがアメリカ人だ)
 「This is America.」(これがアメリカだ)
 「These are the Americans.」(これがアメリカ国民だ。)
 「THIS IS THE AMERICAN.」(これがアメリカ/人というものなんだ)

 May Peace be in the world! May the world be peace!

【脚注】
※(注1)The + 形容詞→複数。「The old are……。老人達は……」とすると学校で教師が言っていた。だが、言語はフィーリングなんだよ。ちなみに、「The poor are beautiful」というマザーテレサの言葉がある。貧しき人達は美しいである。しかし、もしThe beautifulならば、意味は「美しき物・人たちは」で複数であるが、The beautiful is……とすれば、間違いではなく、意味が違うだけと私は思っている。即(すなわ)ち、美というものは……と本質を表す抽象名詞となると解釈している。The poorも然(しか)り。

 要するに、最後の「THIS IS THE AMERICANS 」はThe American(形容詞)を抽象名詞化し、本質を表すための、私の自作英文法。The beautiful are...(美人達は)でなく「The beautiful is(美というものは)」的に私がつくった英語。ディケンズが「I, too」と書いているのに、誰かが勝手に「Me,too」を使い、そのでたらめ英文法が主流となったのだから問題ないだろうと、私は戯言を言う。

 ※(注2)私は世界連邦の実現のため動いている。だが、世界連邦運動協会やその種の団体には入らない。何故(なぜ)ならば、私は党派中立、企業中立、宗派中立を宣言しているからである。
 よって、どの政党にも、その組織にも入らない。実際、三十年以上、特定の政党には属していないし、また関係を持ってもいない。

 

【(3) 私が見た虹は何を意味するのだろうか。

   ――今回の第三話にて虹の大公開予定


 この旅で見た虹は何を意味するのであろうか。虹を見た場所、それはレイクパウエルであった。すなわち、アメリカ映画『猿の惑星』の舞台となった地である。映画猿の惑星は、宇宙飛行士が遭難して、猿が支配している惑星に到着した。彼らは地球に戻ろうとした。だが、実はその惑星は地球の未来であったと言う物語である。このレイクパウエルは未来を語る地である。そのレイクパウエルで虹を見たことは何を意味するのであろうか。
 なお、虹の写真は約五十枚撮っている。どれを今回このページに載せるかで迷った。そのくらい撮っている。いずれ、虹の章の箇所で相当数公開する予定でいる。

★この「アメリカの旅」は約三年後に作品化する予定でいる。即座に作品化できないのは、既に書き終えている原稿が出版をまちくたびれているからである。それも膨大な原稿が。そこで、順番待ちのため、三年後になると思われる。それまで、途中経過を今回のホームページなどで順次記述する予定でいる。(なお、懐かしい中国の旅も、ホームページで写真程度は公開しなければならないと考えている。)