●光るラスベガス―2
⑱―1。ピンボケの写真には、時に、情感がある。人間も同様かもしれない。
――自称ピンボケの魔術師より。

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⑱―2。

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⑲情感のみか、迫力をだすためのピンボケ。肖像権・プライバシー権保護も兼用。

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⑳ピエロの位置は道の向かい側。即ち、道の逆側。合成ではない。窓を鏡の如くとして窓の反射を利用。私の光を写す独自技法の一つ。

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㉒私は光を操る技法を十ほど持っている。しかも、大半がオリジナルである。私が自分で開発した。これも、その中の一つ。

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㉓この夜のラスベガスは光っていた。
例のアベックが雨の中、傘もささず、手を取り歩いてから。

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㉔ホテル・RIVIERA HOTEL & CASINO前にて。
このホテルの一日目、ネィティブアメリカン、多分、ナバホ族(Diné, Navajo)のウェイターとの軽食堂での出会いは思い出に残った。最後の夜の、レストランも印象に残る。特に、ウェイトレスさん。
●詳細は→拙著公式HP 2015-Fieldwork参照。(アンダーラインクリックでOK)

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㉕芸術か猥褻(わいせつ)か――猥褻って何?
性は人類が繁殖・繁栄するための神の導き。よって猥褻などはこの世に存在しない。ただ、相手がいやがることをすることを、強いて言えば、猥褻という。
更に、多くの人が不快感を感ずる物・感ずることを放置することを猥褻というのであろうか。猥褻と感じない人だけの間で、人に迷惑をかけずにすることは猥褻ではない。

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㉖ また、性的なるものは美でもある。多くの人がそう感じるとき、それを猥褻(わいせつ)ではなく、芸術という。下記は芸術であろう。日本の縄文土器も、初期のコカコーラの瓶も共に女性美(女性の裸体)をモデルにしたものであろう。

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㉗私の腕時計は日本時間3月2日11時58分。私・浜田隆政公式HPの便利なサイトでラスベガス時間に直そう(アンダーラインクリックでリンク可能)。現地時間3月1日18時55分。ここから、微手ぶれ前提で露出を明るめにし撮り、後で加工しよう!

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㉘加工前提で手振れを気にしない撮影技法は浜田隆政・技能の間(クリック可能)、参照。

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㉙今度は超望遠レンズで、ややアンダーとして、手振れをせずに撮ることにする。

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㉚宿泊したホテルを写す。ホテル前以外は人がほとんどいなかった。

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㉛再度、手振れ覚悟で、明るめに!
――右の写真はまさかトムクルーズではなかろう。もし、そうならば言いたいことがある。彼が徹子の部屋で、私と対面し、……。そして米国へ。トムクルーズ並の待遇までは望まぬが、「えらい話が違うではないか!」。右の写真がトムクルーズでなければぼやいても無意味か。

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㉜再度、ボケ(ピンボケ)で!

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㉝そして、光へ!

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㉞光るラスベガス――終わり!
この日はラスベガス自体がショーを演じた!

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●チャップリンの映画・独裁者より。
We have developed speed, but we have shut ourselves in. Machinery that
gives abundance has left us in want.
Our knowledge has made us cynical; our cleverness, hard and unkind.
We think too much and feel too little. More than machinery we need humanity. More than cleverness, we need kindness
and gentleness.
Without these qualities, life will be violent and all will be lost. ...
{【浜田訳文例】私たちはスピードを開発したが、逆に自らの穴に閉じこもることになった。豊かさを与えてくれるはずの機械は、私たちを欠乏の状態(貧困)の中へと放り出した。
我々の知識は我々を冷淡にし、我々の知恵は我々を非情で思いやりのないものにしてしまった。
我々は多くを考えるが(思想などはもつが)、人を思いやることは露ほどもない。我々が必要としているものは、機械よりも人間らしさである。我々が必要としているものは、知恵(頭の良さ)よりも思いやりと優しさである。
こうしたものがなければ、人生は暴力と化し、全てのものも無に帰すであろう(=全てのものは失われてしまうであろう)。}

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●ラスベガス! それはギャンブルの街、賭け事の街!
その地で、人類は賭けをした。
世界の平和は力で守るか、話し合いで守るか!
力の均衡・恐怖の均衡で守るか、それとも、国連、そして将来の世界連邦で守るか!
ラスベガスは言った。それを私は写した。その時、ラスベガスの大地は光った。
力の均衡・恐怖の均衡、それは原始時代の人間の知恵であった。だが、それは戦争を拡大しただけであった。一対一の戦争を十対十にしただけであった。
新たな知恵あるものは考えた。ルソーは『永久平和論』を書き、それにカントが熱中して『永久平和のために』を書いた。アメリカのウィルソンは十四か条の平和原則を唱え、やがて国際連盟が発足した。
だが、戦争は続いた。チャーチルとルーズベルトが会談を重ね、やがてスターリンも加わり、……米・英・ソ連・中国の合意の下で国際連合が発足した。
だが、それでも戦争は続いた。
再度、アメリカ・中国・ロシアを中心とし、それに国連加盟国の先進国や途上国が加わり、今度こそ戦争撲滅への新しい国際組織を作らなければならない。
その前に、国連の大改革及び新国際経済秩序・新国際政治秩序の構築が不可欠である。
本年9月の米中会談(オバマ大統領と習近平国家主席の会談)に注目をしている。いきなりは無理であろうが、上記に向けての小さな歩みが始まることを期待している。もはや、私が裏で動くこともないであろう。また、もはやその力は失っている。
ただ、それでも、私は訴えるであろう。戦争の悲惨さや人間の尊厳だけではない。平和も金になることを。平和は世界の繁栄に繋がることを。産軍複合体制だけが儲(もう)かるのではない。平和も大きな商いになり、大きな産業となり、大きな利益になることを、経済学上の理論から明白にしなければならない。
ユートピアだけでは平和は実現しない。気高い理想だけでも平和は実現しない。平和の構築は大きな利益を生み出すことを証明しなければならない。死の商人が存在するならば、これからは平和の商人も存在しなければならない。
平和が大きな利益を生み出すことが証明されたとき、世界連邦は現実味を帯びるであろう。平和産業が大きな利益をうむことの理論化と平和の企業が大きな利益をあげたとき、世界の流れは大きく変わるであろう。
私の言うことをきれい事どころか戯言(たわごと)と人は言うであろう。だが、上に記したチャップリンは平和を訴え利益をあげた。平和は儲かることを証明した。
これからの経済学者は本当の豊かさは何かを訴えるだけではなく(GDPやNIに代わる指標づくりをするだけではなく)、具体的な平和産業のビジョンとそれらが大きな利益をあげることを理論化しなければならない。
それでも、私の描く世界をユートピアと考える人は多いであろう。だが、私はレイクパウエルで、即ち、アメリカで虹を見た!!
●【2015年6月19日17時追記】夏頃に、全HPのリニューアル・リフォームと同時に、立ち止まりコンセプトを確立したい。その後、今度は角度を変えて写真物語館を開催することになる。可能ならば、中国の旅、ソウルの旅も紹介したい。