LONG WALK TO RAINBOW WORLD
(虹の世界への遠き道)
《◇―1・虹―人類の未来・マンデラと虹》
――今回の第三話にて虹の大公開予定
ホテルを出発したのが、現地時間2月28日7時30分である。日本時間では3月1日午前0時半であった。
レイクパウエルに着いたのが、2月28日14時5分(日本時間3月1日7時5分)であった。ホテルを出てから約6時間35分が過ぎていた。
アンテロープへのオプショナルツアーがあったが、老後破綻が予想された私はオプショナル費用を払う金がないため、行かなかった。ラスベガスでも各種オプショナルツアーがあったが全て不参加とした。
レイクパウエルの解説は「レイクパウエルの虹」の最後の箇所で記す。ここでは、映画「猿の惑星」の話だけを書こう。というのも、「レイクパウエル」は映画「猿の惑星」のロケ地だったからである。
映画猿の惑星は、宇宙飛行士が遭難して、猿が支配している惑星に到着した。彼らは地球に戻ろうとした。だが、実はその惑星は地球の未来であったと言う物語である。このレイクパウエルは未来を語る地である。
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レイクパウエルにとどまったのは数人のみであった。例の女性添乗員はしっかりと、私をガードするが如(ごと)くとどまっていた。
レイクパウエルでは屋外に出られた。写真を見れば、分かる。
数十キロ先でも不審人物は見渡せる場所であり、現地にはツアーの残りのメンバーとレイクパウエルの職員などだけでもあった。
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レイクパウエルにいると、雨が降ってきた。最悪である。これでは外にも出られないとぼやいていた。やがて誰かが何かを指さしていた。
虹である。
レイクパウエルに着いて、わずか15分後に虹が出た。
虹の出現は2015年2月28日14時20分頃(日本時間3月1日7時20分頃)である。虹の出た時間はわずか3分であった。この3分間が全てであった。
私に付き添っていた例の添乗員を振り切り撮りまくった。
わずか、3分のドラマで約50枚の写真を撮った。1.5秒に約1枚である。しかし、レンズ交換を何度もしながらでの数値である。それも撮影は全てマニュアル露出撮影である。絞り、シャッタースピード、ISO感度をレンズごとに数値を変えながらの撮影であった。
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このレイクパウエルで虹を見たことは何を意味するのであろうか。二つの意味を持っていた。
一つは、私が(友人ではなく、彼女として)付き合っていた女性は事実上一人ともいえる。(もしくは🎃オジョウがはいるかもしれない。その場合には二人である。だが、🎃オジョウは神出鬼没問題を含めて、奥様は🧙魔女型であり、妖怪の如しであるため、…?なのである。)
要するに駿台講師時代に出会った🛵おじょう🌈(虹)だけともいえる。彼女と出会う瞬間に京都行きの新幹線で🌈(虹)を見た。彼女と鳥取でデートしたときにも🌈を見た。元祖お嬢を匂わす、この女性とレイクパウエルにいたときにも虹がでた。
だが、そうしたロマンスに浸る暇はなかった。私は彼女を無視して、撮りに撮りまくった。
それでは彼女と「ローマの休日」の如(ごと)くロマンがあったか。逆である。訪米の行きがけは、トイレ攻撃で参った。帰路はそれ以上の問題があったと記したが、彼女にやられたともいえる。あれをやられると通常の人は外出ができなくなる。当然、映画類ならばオフレコとなっており、陰でやられたのである。その話は帰路のバンクーバーの箇所で記そう。先に断っておくが、ロマン類では一切ない。一言で言えば「やりやがったな」という一言である。下品な言葉のため訂正しておく。「無茶な。😢、😭、やりすぎだろう」である。
当然、当時のアメリカ大統領・オバマ氏、副大統領・バイデン氏、国務長官・ケリー氏などが知るすべもない話である。
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(写真№15-005-327: 2023-1)
(写真№15-005-321-1)
今度は政経の視点からこの虹の話を記そう。
レイクパウエル、それは、猿の惑星の舞台となった地。即ち、世界の未来である
そして、ダム。それはルーズベルトのニューディールの世界である。今と逆をいく、需要サイドの経済学を意味する。
その地で虹を見た。
虹色の旗は「多様性」「共存」の象徴であり、虹の国(Rainbow Nation)はマンデラの遺言である。ルーズベルト亡き後、エレノア・ルーズベルトの活躍……。それは、世界人権宣言への道であった。
その虹を、アメリカで。しかも、レイクパウエルで見た。
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これは三つのテーマを意味する。箇条書きで記せば以下となる。
1・世界の繁栄―全世界の国の、全ての人にとっての繁栄→そのための新国際経済秩序構築を。
2・世界の多様な人々の共存。 →そのためには新国際政治秩序を。
3・未来→多種・多様な人からなる🌈(虹)の世界 を。
若(も)しくは、次のように言うこともできよう。
1・ダム→後に紹介する写真TVA→ルーズベルトの世界から。(今ならば新エネルギー革命)
2・虹→共存→国連樹立を思いついたとき、世のリーダーは何を思ったか。(世界連邦樹立)
3・未来→映画猿の惑星の舞台→レイクパウエル(多様性の協調的統合)
これから、レイクパウエルの虹を中心にレイクパウエルの写真を約40枚大特集を組む。
その際に、マンデラの言葉とキング牧師の言葉と並行して行うことにする。
(写真№15-005-322-1)
《◇―2・マンデラが見た虹をアメリカでも見た 》
◎〈ここで、虹が突如でた〉
昔、「遠い夜明け」(Cry Freedom)という映画を見た。
アパルトヘイト時代であった。
あの頃、今日の世界がくるとは思いもしなかった。
ましてや、アメリカでオバマ大統領が登場するとは夢の如(ごと)きであった。
だが、人類、世界は多くの課題を未だに抱えている。
マンデラの言葉を思い出す。
以下、撮影した順番に、マンデラの言葉と共に虹を掲載する。
2―①虹が出た
(写真№15-005-331-2023)
2―②・“前へ進もう 山を乗り越えて”(以下、マンデラの言葉)
(写真№15-005-334-2023-a)
2―③「前へ進もう!自由と正義への歩みは後戻りしない」
(写真№15-005-337-1-2023)
2―④「黒人も白人も胸を張って歩ける、人間の尊厳が守られる社会を築こう。われわれが目指すのは平和な“虹の国”だ。」
(写真№15-005-338-3)
2―⑤“抑圧された側が解放されるのと同じように、抑圧する側も解放されなければならない。
他人の自由を奪うものは憎しみにとらわれ、偏見の檻(おり)に閉じ込められているのだ。”
(写真№15-005-348-2023)
2―⑥「被害者にとって、加害者への懲罰を放棄するということは受け入れがたいでしょう。しかし、平和のためにはどうしても必要なことなのです。」
(写真№15-005-341-2023)
2―⑦「私たちの世界を変えられるのは教育です。今こそ行動を起こさなければなりません。」
(写真№15-005-342-2023)
2―⑨・It always seems impossible until it’s done.(何事も達成するまでは不可能に思えるものだ)
(写真№15-005-345-1 2023)
2―⑨・ The brave man is not he who does not feel afraid, but he who conquers that fear. (勇者とは怖れを知らない人間ではなく、怖れを克服する人間のことだ。)
(写真№15-005-346-2023-3)
The greatest glory in living lies not in never falling, but in rising every
time we fall. (人生で最も賞賛すべきは、転落しないことではない。 転落しても何度でも立ち上がることである。)
〈以下は私・浜田の言葉〉
誰かが、米国と中国の間に虹の橋を。
誰かが、米国とロシアの間に虹の橋を。
誰かが、中国とロシアの間に虹の橋を。
誰かが、途上国と先進国の間に虹の橋を。
世界連邦を。その実現に時間がかかるならば、早急に全ての国が不利にならない、新国際経済・政治秩序を!
これが、私が米国を訪問した目的であった。
(写真№15-005-364-8M-2023)
(写真№15-005-364--2 2023-2)
(写真№15-005-364-2)
★次のページから、キング牧師の言葉ととも虹の写真を掲載する。
(※備考)連載とし、一度に掲載しない一番大きな理由は、本日も、今(2015年最初に記載した時の話である)、午前7時すぎ。朝早起きしたのではない。ずっと寝ていない。勿論、他の仕事も一部していたが。しかし、全部最後まで連載していたら、一か月間、一睡もできないかもしれない。
アメリカ旅行の際に、ルート66(U.S. Route 66)という道があった。子供が「お父さん、どうしてあの道一週間でできないの」と言うが如しである。
元本写真一枚100MB以上の写真を300KBまで縮小・圧縮するのである。その前に、色温度調整やレタッチがある。その前に写真のセレクトがある。……簡単そうに見えるセレクトも人が思う以上に大変な作業。さらに、私の場合には写真よりも、物語が重要でもある。
ユージンスミスが生きていて、子供が同様なことを彼に言ったならば、苦笑いするであろう。